ハードウッド(杉、ヒノキ、マツなどの材木ではなく、公共建築物のウッドデッキなどで見かける非常に耐久性のある材木で南洋材が多い)を外壁の仕上げに使用した場合の耐久性やテクニックについて、とても分かり易く説明していきます。

まず、私がなぜ木にこだわるのか?それは、33歳で先代から事業継承してから今日まで約10年に渡り『美しく長く使える外壁材はないのか?!』という壮大であり、またロマンあふれる研究の一部である。前置きや言い回しがクドイ部分もありますがご容赦いただきたいです。

◼︎第一回目の検証

私が33歳の時に最初に実験したことは『外壁に杉板を張る』ことでした。ところがこの杉板は暴れん坊です。突きつけで張ったので最初のうちは非常に美しかったのですが、冬の乾燥時期になると目地が7mmくらいあいてしまい実(サネ)が外れてしまいました。どういうことかと言いますと、写真をご覧ください。

サネが外れているのが分かりますね。
杉板を張って10年の様子です。最初の1年で外れる子がいました。この子たちはどうしようもできないので、正面からビス打ちしました。反りや割れも起きます。最初、和信化学工業(株)のガードラックで塗装もしましたが、特に南面、西面は2年ごと塗装をかけないとすぐに色褪せて白銀化していきます。
白銀化が好きな方もいらっしゃいますので、無塗装でも良いと思います。

杉板を張を張ってみて勉強になったことをまとめてみます。
①杉板は腐りにくいが、収縮率が半端ないためサネが外れてしまう箇所がある。
②2年ごと塗装しなければ色褪せていく。
③節が気になる。(無節は高額です。)

しかし、杉材でもレッドシダー(正確にはヒノキ科、ネズコ属ですが…)は収縮がほとんどない材料です。木目も綺麗です。そのため、金額も跳ね上がります。
レッドシダーについては後ほどご紹介します。

今日は杉板の外壁についてでした。

ありがとうございました。

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